コップを通してみる世界

コップ

「反射」
けいご
 コップのひょうめんが、ねじれて切りかぶのように見えました。それに、たたみのもようが、風にゆれている草原のようにも見えました。
 まだほかにも、いろんな物をコップをとおしていろいろ見てみましたが、おもしろかったです。けれど、一番おもしろかったのは、たたみを見たときでした。




「すばらしいコップ」
ちえ
 正面からコップをのぞくと…?あっ、見えた。金魚が見えました。金魚の他にも、水そうにしいてある小さい石や、かざってある貝やサンゴもうつっています。
 金魚を見ていたら、おもしろいことを思いつきました。コップに水を入れてみるのです。
 私は、すぐに実行しました。すると…、まるで金魚がコップに入っているみたいになりました。とてもきれいです。
 コップの表面は、日にあたって、きらきらと光っています。さわるとつるつるしていて、つめたくはないけど、うすい氷のようです。  コップを見ていて思ったのは、コップはどのくらいすばらしい物かな、ということです。
 きらきら光って、つるつるしていて、おまけにどんな飲み物だって入れられちゃう物。
 もしかしたら、世界で一番きれいで、べんりで、すばらしい道具は、コップかもしれません。




「音」
かおり
「ヒューッ。」という、北風みたいな音がした。
 次はガラスのコップの底を、耳に強くおしあてた。すると、機械の「ブーッ。」というかんじのする音がした。そのことを、プラスチックのコップでやってみると、巨人みたいな人が、おおぜいで「ドドドッ。」と走っている音がした。
 次はノートを丸めて耳にあてた。すると、「オォォォ。」という、たくさんの怪獣たちが何か、ボソボソと話している音だ。




「コップのなぞ」
まさお
 コップをながめるうちに、コップのひょうめんからだんだん絵がうつった。なぜかはわかりません。
 コップのそこをのぞいてみると、ぼうえんきょうになりました。でも、ちかくに見えないで、とおくに見えました。なぜかはわかりません。
 ぼくがもしコップだったら、おいしいおいしいジュースをいれてもらいたいです。そしていいきぶんに、なりたいです。



最終更新日 2004/10/25