ケルン・コンサート

ケルン・コンサート

「大きなステージで」
あやか
 なぜなら、音がとても響いていたからです。音が響いているからか、さびしそうな感じもしました。一人、孤独にピアノを弾いているみたいでした。
 例えば、私が孤独に感じる時は、何かをすべて自分一人で、やる時ですが、この音楽を聞いて思った孤独感と、私の孤独感とでは、少し違う感じがしました。この音楽を聞いて思った孤独感は、心に深い傷を負ったような感じがしました。




「初めてのケルン・コンサート鑑賞」
まりえ
 私は、このケルン・コンサートを始めて聞いて初めの印象は静かで落ち着く感じだなと思った。でも、途中で少し悲しい感じがした。ずっと聞いているとくもった日の海が頭に浮かんだ。
 そして、たまに聞こえてくる声や足音が誰かをひきつけるような強さがあった。
 後半、どんどん楽しさがせまるようで静まり返ってしまうようだった。
 私は今回聞いた曲はあまり知らなかったし、聞く機会もなかったのでイメージがすぐに浮かんだ。




「わたしが思ったこと」
えりな
 わたしがこの曲を聞いてイメージしたものは二つある。一つ目は、四季のうつりかわり、自然のうつりかわりである。少し悲しい部分は、冬や秋の草、木、花がかれていくところ、明るい部分は、春になり陽がてってきて、虫も宙を飛び始めた感じだと思った。
 もう一つは、最近わたしが読んでいるファンタジーの本がうかんだ。普通の女子高生をやっていた主人公は、いきなり異世界につれてこられ、人に裏切られ、傷つきながらも必死に生きていく、というものである。時に聞こえる足音が命のこ動に聞こえた。



最終更新日 2004/10/18