戦争について考えてみた

戦争

「戦争について」

なぎさ  戦争は、自分の気持ちを押さえられない人同士がする戦いだと思います。どちらかの一国が他国に対して攻撃して、攻撃された国は仕返しをして、そしてまた仕返しをして・・・・・・というふうに戦争はいたちごっこのように続きます。どちらかが意地をはったりしないで広い心をもつことで戦争は終わるかもしれません。しかし、何と言っても初めから攻撃をしなければいいのです。
 この前、ニュースで言っていた事ですが、イラクの人が、戦争をしたがっているのはブッシュ大統領とブレア首相だけだ。どこの国民も戦争は臨んでいないと言っていました。私はこれを聞いて、少し納得してしまいました。よく考えると、たった少人数の人だけの意見で戦争が起るという事はとても恐ろしいと思いました。こんな事はありえないかもしれないけれど、国の権力を持っている数人の人が戦争しようかなと思っただけで、実行できてしまう事があるかもしれません。
 戦争はいつもたいがい何かを奪う為に行われます。しかし、私は戦争の目的よりも手段に腹が立ちます。ミサイルなどの卑怯な手段を使う事が許せません。ボタン一つで何千人の人を殺す事が出来るし何と言ってもボタンを押した人は人を殺す痛みを知らないことが一番許せません。聞いた事がある話である人が刃で人の首を切った時に骨を切る感覚が手に残って、それが今でも消えないという話を聞いた事があります。この場合刃を使っているけれども人を殺す感覚、痛みを知った人は普通の人なら人を殺そうとしないはずです。ミサイル、核などを使うのは卑怯だし許せない事です。ミサイルや核を持っていても体では相手を倒せないような国は絶対あるはずです。北朝鮮はそうかもしれません。お金がないから体だってがっちりしていないのに核をもってえらそうにしている姿は許せない部分があります。だからといって体で戦争をしていいという事ではありませんが、人を殺す痛みも感じないで人を殺す事が出来る事は許されない事だと思います。
 戦争をなくすためには、もっと広い心が必要だし、すぐに武力行使を行ってはいけない事が大切だと思います。

「同じ人間」

ゆりか

 私も、戦争は、絶対反対です。戦争だけでなく、人殺しやその他の犯罪もけして起きてはいけません。私にはどうして戦争をするのか、罪を犯すのかわかりません。国同士の意見が対立した時、戦争するのではなく、話し合いで解決できないものかとよく思います。話し合いだったら、国も国民も傷つかないですみます。戦争をしたら廃墟と化した国と生き残った人のむなしさ、悲しみが残るだけです。武力で解決はできないと思います。
 戦争を起こそうとしている人たちはこう考えてみたことはあるのでしょうか。もし、自分の国に外国が戦争をけしかけてきた時、傷つくのは自分の国の人たちです。その中には自分の家族や友達も含まれているはずです。そういう人たちもひょっとしたら亡くなってしまうかもしれません。自分の大切な人たちが死んでしまうのは誰でも嫌だと思います。それは敵国でも同じことです。自分の国で起こるのは嫌だけれど、相手の国ではいいのでしょうか。みな、同じ人間です。このことが皆わかれば、戦争など起こらないと思います。
 もう戦争は起こってほしくないです。どうか話し合いで解決してほしいです。戦争だけでなく、差別や偏見などもなくさなくてはなりません。違うのは外見だけで中身は同じ人間なのです。

「戦争」

ゆりえ

 私はエリ・ウィーゼルさんと同じように、戦争とは悲しみであると思いました。何も悪くない人々や幼い子供達までが犠牲になってしまうのはとても悲しいことです。今の世界のままでは戦争が無くなることはまず無いと思います。戦争を無くすには世界中の人々の心の問題を治していくことからなのではないのでしょうか。自分の意見を通そうとする人が一人でもいれば無理なことだと思います。アメリカとイラクの戦争が起ころうとしています。今のアメリカはやられたらやりかえすという子供のような考えなのではないでしょうか。アメリカ同時多発テロの時、もちろん沢山の大人や子供が亡くなりましたし、その中には日本人もいました。でもやりかえせば同じ人間が一人二人と死んでいってしまうのに。どうしてそこまで戦争がしたいのか。
 自分たちの国の人が死ぬと悲しんで他の国の人が死ぬと喜ぶのはなぜか。他の国に同じ人種の人がいるかもしれないのにと私は思いました。北朝鮮の拉致事件も北朝鮮が全て悪い訳ではないし、日本側から謝ればいいかもしれないけど謝れば日本が負けたって感じになるし、戦争は難しい物だと思います。

「選択的夫婦別姓について」

ゆりえ

 戦争はどうして起こるの?
 私は今まで生きてきた中で、戦争というものを経験した事がありません。なので、このテーマを出された時は、内心どの様に書けば良いのか分かりませんでした。しかし、戦争についての自分の意見は持っているので、その事を書こうと思います。
 映画などで戦争の事を見ると、主役の人がとっても良い人、かわいそうな人に見えて敵の人がすごく悪い人に見えます。ですが、本当にそうなのでしょうか。なら、もし敵国の人を主役にしてみたら・・・それならば、立場は逆転。先き程まで「なんてかわいそうな人なんだろう。」と思ってきた人がすごく嫌なやつに見えるのです。
 戦争は、それぞれの国が色々な理由を持って起こします。ですが、その中の一つも人の命より大切な理由はないのです。人の命とひきかえに得る物なんて、悲しみだけです。
 日本は戦時中、「戦いで死ねるのは、名誉な事だ」と思われてきました。しかし、自分の父親や兄弟が戦死してそれを名誉だと、悲しみもしないで、宴をした家族がいたでしょうか。いないでしょう。みな悲しんで、「戦争なんて早く終わってほしい」と思った事でしょう。
 戦争は、人から地球から全ての物を奪います。そして得る物は、死・絶望・悲しみだけです。そんな戦争を世界はまた起こそうとしています。人々は戦争から何を学んだのでしょう。世界は、戦争で亡くなった人々はいったい何の為になったのでしょう。
 それを考えてみれば、今、世界は戦争をすべきか否か、分かるはずです。




最終更新日 2004/10/25